不動産の任意売却を進める際にかかる諸費用は債権者にはどこまで認めてもらえるのでしょうか?
債権者である金融機関は担保の不動産を任意売却して少しでも多くの金額を回収したいと当然のごとく考えています。
なので債権者である金融機関との任意売却における配分交渉では、債権者からわざわざ『この費用は持ちますよ』と言うことは絶対にありません。
任意売却を進める債務者側できちんと合理的な理由をつけて債権者に認めてもらわなければならないのです。
不動産の任意売却を進めるにあたっては仲介手数料や引っ越し費用などさまざまな諸費用が発生します。
- 仲介手数料
- 司法書士への抹消登記費用
などのように常に認められる諸費用もあれば、
- 引越し費用
- ゴミなどの撤去費用
などケースバイケースで認められる可能性がある諸費用もあります。
つまり債権者によって認める諸費用が違ったり、同じ債権者でも物件や状況が違えば任意売却の際に認める諸費用はその都度違ってくるということなのです。
この記事では、任意売却の配分交渉で債権者から認めてもらいやすい代表的な16の諸費用についてご紹介します。