住宅ローンを滞納していることを妻(夫)に内緒にしていませんか?

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住宅ローンなどを含めたお金の管理をご夫婦のどちらかがだけが任されて行っているというご家庭は意外に多いのではないでしょうか?

このようなご夫婦のどちらかだけが家計を管理しているという場合に、

  • 住宅ローンが払えておらず滞納してしまっている
  • 保証会社から一括請求の通知がきている
  • 裁判所から競売開始決定の通知がきている
  • 裁判所から執行官が来るという手紙がきている

などという状況になってしまっていても、お金を管理している側がひとりで抱え込んでしまうことが実は多いんです。

お金を管理していない方はそんな大変なことになっていることは全く分からず、しかしたまたま通知を受け取ったりしてふとしたことで大変なことになっているという事実を知ることになります。

そして、お金を管理していた方にどうなっているのかと聞くと、

『なんとかしようとしていたがダメだった』

『状況が状況だけになかなか相談できなかった』

という具合に答えが返ってくることが多いのです。

家族に相談できなかった間にも状況はどんどん悪化していってしまい、取り返しのつかない状況に追い込まれていってしまうのです。

住宅ローンを払えていなかったことをご主人や奥様から聞かされていなかったというご相談は実はとても多いです

ご夫婦のどちらかだけが家のお金の管理をしている場合、収入が減ったり支出が増えたりして家計の収支が厳しくなって住宅ローンが払えないとなってしまった時に、もう一方になかなか相談できないものです。

家のお金のことは自分が任されているから自分で何とかしなくてはと思ってしまいます。

そして住宅ローンの返済が苦しくなった最初の段階で相談できないと、あとになればなるほど相談しにくくなってしまいます。

なぜかというと、

『どうしてもっと早く相談してくれなかったのか』

と責められることを恐れてしまうからです。

そして状況は悪化の一途をたどってしまい、さらに相談できない状況に追い込まれていってしまいます。

しかしながら一緒に生活している以上、必ずどこかで相手方にはバレてしまうものです。

住宅ローンの引き落としができなくて滞納してしまえば銀行からお尋ねの電話がかかってきたり、督促の通知が郵送されてきます。

住宅ローンの滞納が続いて保証会社が代位弁済すると一括請求の通知が内容証明で届きます。

その後裁判所から競売開始決定の通知が特別送達で送られてきます。

そして裁判所の執行官から現況調査のお尋ねの手紙がきます。

これらすべてを隠し通すことは一緒に住んでいる以上は至難の業です。

運よく隠し通せたとしても家が競売にかけられて競売手続きが進んでいけば、いずれ家は他人の物になり追い出されてしまうことになりますので、最後の最後まで隠し通しても家を失ってしまうことになります。

相手方にバレたときのことを考えると相談したくても反応が怖くて憂鬱で夜も眠れないというのが本音のところではないでしょうか。

 

ご主人や奥様にいきなり相談しにくい場合はまずは単独でこちらにご相談ください

いきなり何も事情を知らないご主人や奥様に相談すると、突然とんでもない状態であることを聞かされて相手方も混乱します。

何でもっと早く相談してくれなかったのかと怒られたり責められたりすることもあるでしょう。

そして、住宅ローンを滞納していたり、一括請求や競売申立をされているような状況で、

『じゃあいったいこのあとどうするの?』

ということになると思います。

その答えをある程度持っておいたほうが、事後報告もしやすくなるのではないでしょうか。

『実はまずいと思って専門家に相談してこんなアドバイスや解決策をもらっている』

ということをセットにして報告した方が自分にとっても話しやすいし相手方にとっても聞きやすい状況になると思います。

例えば、奥様が家計を任されていたが住宅ローンを滞納していることを主人には話せていないというような場合に、まずは奥様単独でこちらにご相談頂いて解決策を持って帰ってもらうようなケースです。

まずはご主人に今までのことを話してもらって、解決策については奥様が詳しく話すことは難しいですし、間違って伝わってしまっては本末転倒なので、専門家に相談をして解決策があることを聞いてきたから今度は主人も一緒に聞いて欲しいと言って頂ければ大丈夫です。

そのあとでご夫婦と私どもとでお打ち合わせをして今後の解決策を練っていくという流れになります。

相手方にとってもいきなり大変なことを聞かされてびっくりしたとしても、何となくでも解決策というか先が見えた状態とセットな方がご安心頂けることが多いです。

 

おわりに

状況が悪くなった最初の段階でご主人や奥様に相談できていれば一番いいのですが、話し損なってしまった場合は、時間が経てばたつほどどんどん話せなくなってしまいます。

そこでうまく私ども専門家を入れて解決策をセットにしてご主人や奥様に話をすることで建設的な前向きな話し合いにすることができます。

ほんとうに今までこのようなケースでひとりで悩まれて苦しい思いをされていたご相談者様に、こちらに相談して肩の荷が下りたし相手方にも話せて心のつかえが取れたと喜んで頂くことが多いです。

同じようなお悩みをお抱えの方は、まずは単独で私どもにご相談ください。

あなたとあなたのご家族のためにトラブル解決に向けて全力で尽力致します。

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